特徴等
中西家は江戸時代には島下郡14か村の大庄屋を勤めた家柄で、住宅は東海道線岸辺駅の北西5百米ほどの市街地の位置している。主屋や長屋門など7棟が登録文化財になっており、この地区の上層農家の往年のたたずまいを今に伝えている。
土蔵一は、主屋の背面北側に位置する2棟の2階建土蔵のうち西側の土蔵である。白漆喰塗りで、腰を竪板張りとする。天保の屋敷図では主屋に接続しているが、明治期に北側へ曳家し西側に増築している。現在は主屋との間に住居を新築し、これと一体として座敷に使っている。東に並んで建つ土蔵二などとともに、屋敷北辺の景観を形成する。
参考資料:旧中西家住宅案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁)
2008-12-16
中西家住宅土蔵一 (撮影:2008-11) 中西家住宅土蔵一 (撮影:2008-11)
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番号-名称 年 代   構造等
077 中西家住宅
土蔵一
江戸後期
(1751-1829) 
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積58㎡
       
       
       
       
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